環境衛生監視員(読み)かんきょうえいせいかんしいん

日本大百科全書(ニッポニカ)の解説

環境衛生監視員
かんきょうえいせいかんしいん

日常生活に関連の深い環境衛生関係の施設や営業について、国および地方自治体は、公衆衛生の見地から、それぞれの法令によって定められた一定の基準を守らせ、衛生施設の改善、向上を図っている。この目的に沿って、都道府県や保健所に勤務し、必要な監視、指導、助言を行うのが環境衛生監視員である。監視を実施する施設は、それぞれの法律が適用される興行場、公衆浴場、旅館、理容所、美容所、クリーニング所などで、その立入り検査を行う。そのほか、地域保健法による住宅、水道、下水道、清掃の監視、特定建築物やビルの監視、さらにはプール、海水浴場、斃獣(へいじゅう)処理、火葬場、墓地、納骨堂の監視指導なども行っている。最近の監視業務は、従来の取締りから科学的な基礎のうえにたった指導へと、その主体を移行させている。[春日 齊]

出典 小学館 日本大百科全書(ニッポニカ)日本大百科全書(ニッポニカ)について 情報 | 凡例

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