環太平洋地震帯(読み)カンタイヘイヨウジシンタイ

デジタル大辞泉 「環太平洋地震帯」の意味・読み・例文・類語

かんたいへいよう‐じしんたい〔クワンタイヘイヤウヂシンタイ〕【環太平洋地震帯】

太平洋を取り巻く、地震の多発地域。

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「環太平洋地震帯」の意味・読み・例文・類語

かんたいへいよう‐じしんたいクヮンタイヘイヤウヂシンタイ【環太平洋地震帯】

  1. 太平洋の周辺部を取り巻く地震帯環太平洋火山帯とほぼ一致し、世界で最も激しい地震帯。太平洋側は震源が浅く、大陸に近づくほど深発地震となるのが特徴

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

百科事典マイペディア 「環太平洋地震帯」の意味・わかりやすい解説

環太平洋地震帯【かんたいへいようじしんたい】

太平洋の周辺をとりまく地震帯。世界の浅発地震の80〜90%,深発地震のほとんどが集中火山帯弧状列島(西側),高山帯(東側)と相伴い,前面に発達する海溝の沖側では浅発地震が多く,大陸内側へ向かうにつれほぼ45°の傾斜で地震が深くなる。北米大陸のコーストレーンジズの前面には海溝はなく,この辺は顕著な浅発地震帯で大陸内側にも深い地震はない。
→関連項目アレウト[列島]環太平洋造山帯地震

出典 株式会社平凡社百科事典マイペディアについて 情報

今日のキーワード

仕事納

〘 名詞 〙 年の暮れに、その年の仕事を終えること。また、その日。《 季語・冬 》[初出の実例]「けふは大晦日(つごもり)一年中の仕事納(オサ)め」(出典:浄瑠璃・新版歌祭文(お染久松)(1780)油...

仕事納の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android