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多数の地震の震央を地図に書きこむと,震央が帯状に分布する地域が見られることがある。これを地震帯という。全世界の震央分布図には環太平洋地震帯,ユーラシア地震帯,中央海嶺に沿う地震帯などが見られるが,このような大きなスケールの地震帯は,プレートテクトニクスにおけるプレートの境界に当たる。日本列島は全体として環太平洋地震帯に含まれるが,細かく見るとその中でも地震の分布にはむらがある。かつては,このむらのうち帯状に見える部分をとりあげて,例えば信濃川地震帯というような名をつけた時代があったが,地震の分布は時間的に変化することもあり,小さいスケールの地震帯を考えても無意味であることが多い。
→地震
執筆者:宇津 徳治
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seismic belt
地震活動の盛んな場所が帯状に連なっている地帯のことで,外側地震帯や環太平洋地震帯などがその代表。プレートテクトニクス理論では,地球的規模で地震活動が帯状に分布する地域はプレート境界に当たり,地震がその地帯に集中する原因が,両側のプレートの相互作用によると解釈される。そのためプレート境界地震という概念が広く使われ,地震帯という用語は使わない傾向にあった。しかしプレート内のブロック構造とそれらのブロック間相対運動が解明されている中国では,四川・雲南両省を南北に貫く南北地震帯や,華北平原の北縁を東西に分布する陰山地震帯などブロック境界での地震活動の集中する地帯に地震帯の語を用いている。また最近は日本でも地殻内で活断層沿いやその他で地震活動が細かな帯状に分布していることが指摘され,一般名詞としての地震帯の語も使われるようになってきている。
執筆者:石川 有三
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《モスクワに遠征したナポレオンが、冬の寒さと雪が原因で敗れたところから》冬の厳しい寒さをいう語。また、寒くて厳しい冬のこと。「冬将軍の訪れ」《季 冬》...
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