瓜木科(読み)うりのきか

精選版 日本国語大辞典 「瓜木科」の意味・読み・例文・類語

うりのき‐か‥クヮ【瓜木科】

  1. 〘 名詞 〙 双子葉植物の科名。二属二〇種が熱帯を中心に分布する。木本。葉は互生し、単葉、ときに掌状浅裂し、托葉はない。花は両性放射相称腋生集散花序となる。花弁は四~一〇。線形でうしろにそり返るものが多い。雄ずいは花弁の一~四倍。子房下位、まれに上位で、上に目立つ花盤があり、一~二室で各室に一個の種子ができる。日本にはウリノキがあり、各地の山野に自生している。

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

今日のキーワード

カイロス

宇宙事業会社スペースワンが開発した小型ロケット。固体燃料の3段式で、宇宙航空研究開発機構(JAXA)が開発を進めるイプシロンSよりもさらに小さい。スペースワンは契約から打ち上げまでの期間で世界最短を...

カイロスの用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android