甘蔓(読み)あまづる

精選版 日本国語大辞典 「甘蔓」の意味・読み・例文・類語

あま‐づる【甘蔓】

〘名〙
ブドウ科落葉つる植物。本州中部以西、四国、九州の山野に生える。三角状卵形で低い波状の鋸歯(きょし)のある葉を互生巻きひげは葉と対生する。夏、葉と対生して長さ数センチメートルの柄をもつ小円錐の花序を出し、多数の淡黄緑色の小花をつける。果実直径約五ミリメートルの球形液果で黒く熟する。おとこぶどう。
② 植物「つた(蔦)」の異名

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

動植物名よみかた辞典 普及版 「甘蔓」の解説

甘蔓 (アマズル)

植物。ブドウ科の落葉つる性植物,園芸植物ツタ別称

甘蔓 (アマズル)

植物。ブドウ科の落葉つる性植物。オトコブドウの別称

出典 日外アソシエーツ「動植物名よみかた辞典 普及版」動植物名よみかた辞典 普及版について 情報

今日のキーワード

焦土作戦

敵対的買収に対する防衛策のひとつ。買収対象となった企業が、重要な資産や事業部門を手放し、買収者にとっての成果を事前に減じ、魅力を失わせる方法である。侵入してきた外敵に武器や食料を与えないように、事前に...

焦土作戦の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android