生れ落ちる(読み)ウマレオチル

デジタル大辞泉 「生れ落ちる」の意味・読み・例文・類語

うまれ‐お・ちる【生(ま)れ落ちる】

[動タ上一][文]うまれお・つ[タ上二]この世に生まれ出る。「―・ちてこのかた日本から出たことがない」
[類語]生まれる孵る出生する誕生する生誕する降誕する産するせいける産声うぶごえを上げる呱呱ここの声を上げる

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「生れ落ちる」の意味・読み・例文・類語

うまれ‐お・ちる【生落】

  1. 〘 自動詞 タ行上一 〙
    [ 文語形 ]うまれお・つ 〘 自動詞 タ行上二段活用 〙 この世に生まれ出る。出生する。
    1. [初出の実例]「むまれおつるすなはち、女、おのがぬののふところにいだきて」(出典:宇津保物語(970‐999頃)俊蔭)
    2. 「妾くしは生れ落ちるから世の中を威張って暮す事の出来ない日蔭者でした」(出典:社会百面相(1902)〈内田魯庵〉破調)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

1 《「礼記」月令から》カワウソが自分のとった魚を並べること。人が物を供えて先祖を祭るのに似ているところからいう。獺祭魚。おそまつり。うそまつり。2 《晩唐の詩人李商隠が、文章を作るのに多数の書物を座...

獺祭の用語解説を読む