降誕(読み)コウタン

デジタル大辞泉 「降誕」の意味・読み・例文・類語

こう‐たん〔カウ‐〕【降誕】

[名](スル)聖人偉人帝王などがこの世に生まれること。「キリスト降誕」→降誕ごうたん
[類語]誕生生誕出生

ごう‐たん〔ガウ‐〕【降誕】

仏語。仏・菩薩ぼさつ、特に、釈迦しゃかがこの世に生まれること。

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精選版 日本国語大辞典 「降誕」の意味・読み・例文・類語

こう‐たんカウ‥【降誕】

  1. 〘 名詞 〙 ( 古くは「ごうたん」とも ) 神仏高僧、聖人、偉人、帝王、皇族などが生まれること。降生(こうしょう)
    1. [初出の実例]「行向民部卿御許、談申皇子降誕之事」(出典中右記‐康和五年(1103)正月一七日)
    2. [その他の文献]〔花蘂夫人‐宮詞〕

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普及版 字通 「降誕」の読み・字形・画数・意味

【降誕】こう(かう)たん

貴子が生まれる。唐・王建宮詞、一百首、七十一〕詩 日高くして殿裏に香爐り の聲は長く九天を動かす 妃子院中、初めてす 人、爭うて乞ふ、洗兒錢

字通「降」の項目を見る

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