生意(読み)セイイ

デジタル大辞泉 「生意」の意味・読み・例文・類語

せい‐い【生意】

いきいきとしたようす。生気
「地は凍り、…万象口をつぐみて、殆ど―を見る能わず」〈蘆花自然と人生
生長しようとする気力

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精選版 日本国語大辞典 「生意」の意味・読み・例文・類語

せい‐い【生意】

  1. 〘 名詞 〙
  2. いきいきとした様子。いきいきとしたこころ。生気。
    1. [初出の実例]「根の土中にあるを大本とし、枝葉を達道(たつどう)とし、土中にある生意(せいい)を中とし、枝葉に有(ある)の生意を和といふ」(出典:集義和書(1676頃)一三)
    2. [その他の文献]〔庾信‐枯樹賦〕
  3. 生きながらえようとする心。生きている心もち。
    1. [初出の実例]「半開世界には、人の傭直賤しく、生意淡泊にて、機巧ある者は、終身の精神を、二三の物品に用ひ」(出典:米欧回覧実記(1877)〈久米邦武〉三)
  4. なりわい。商売
    1. [初出の実例]「店中の生意(セイイ)(〈注〉スギハイ)薄くして、二人を用ゆるにをよばず」(出典:通俗赤縄奇縁(1761)二)
    2. [その他の文献]〔福恵全書‐刑名部〕

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普及版 字通 「生意」の読み・字形・画数・意味

【生意】せいい

生気。

字通「生」の項目を見る

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