生石神社(読み)おうしこじんじや

日本歴史地名大系 「生石神社」の解説

生石神社
おうしこじんじや

[現在地名]高砂市阿弥陀町生石

法華山谷ほつけさんたに川の右岸宝殿ほうでん山の中腹に鎮座する。石の宝殿とよばれる巨石神体とし、祭神は大己貴命・少彦名命。旧郷社。播州石宝殿略縁起(播磨鑑)によると、大己貴命が天の岩船に乗って当地の山にとどまり高御位大明神と号し、一神は少彦名命生石子大明神と号した。二神が心を合せて五〇余丈の岩を切抜き、石屑は一里北の高御位たかみくらの峰に投げ置き、一夜のうちに二丈六尺の石の宝殿を造り、二神が鎮座したという。「増訂印南郡誌」には欽明天皇一三年の創建で、白雉二年(六五一)勅願により千石千貫が寄付されたとある。「峯相記」にも生石子・高御倉の陰陽二神を祀る神社が記載される。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

デジタル大辞泉プラス 「生石神社」の解説

生石神社

兵庫県高砂市にある神社。「おうしこじんじゃ」と読む。高さ5.6メートル、横幅6.5メートル、奥行き7.5メートル、推定重量500トンの巨大な石造物、石之宝殿を神体とする。祭神は大穴牟遅神(おおなむちのかみ)、少名毘古那神(すくなひこなのかみ)。創祀は不明。

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