田中慎弥(読み)タナカシンヤ

デジタル大辞泉 「田中慎弥」の意味・読み・例文・類語

たなか‐しんや【田中慎弥】

[1972~ ]小説家山口の生まれ。平成17年(2005)「冷たい水の羊」で新潮新人賞受賞し作家デビュー。「共喰い」で芥川賞受賞。他に「図書準備室」「さなぎ」など。

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デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「田中慎弥」の解説

田中慎弥 たなか-しんや

1972- 平成時代の小説家。
昭和47年11月29日生まれ。平成17年新潮新人賞を受賞した「冷たい水の羊」で作家デビュー。20年「蛹」で川端康成文学賞。同作品をおさめた作品集「切れた鎖」で三島由紀夫賞。「図書準備室」「切れた鎖」「神様のいない日本シリーズ」などが芥川賞候補となり,24年5度目の候補作,17歳の少年の性と暴力への衝動をえがいた「共喰い」で芥川賞を受賞。下関市在住。山口県出身。下関中央工高卒。著作に「犬と鴉」「実験」など。

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