田中賢道(読み)タナカ ケンドウ

新訂 政治家人名事典 明治~昭和 「田中賢道」の解説

田中 賢道
タナカ ケンドウ


生年月日
安政2年(1855年)

出身地
熊本

経歴
肥後熊本藩の医家に生まれ、植木学校で民権思想を学ぶ。西南戦争では西郷軍に加わり、懲役5年となる。明治14年上京して自由新聞社に入社。28年朝鮮の閔妃暗殺事件に連座して投獄された。

没年月日
明治34年

出典 日外アソシエーツ「新訂 政治家人名事典 明治~昭和」(2003年刊)新訂 政治家人名事典 明治~昭和について 情報

デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「田中賢道」の解説

田中賢道 たなか-けんどう

1855-1901 明治時代の自由民権運動家。
安政2年生まれ。生家は肥後(熊本県)の医家。竹崎茶堂(さどう)にまなび,植木学校で民権思想の影響をうける。西南戦争の際,西郷軍の熊本協同隊にくわわり,懲役5年。相愛社員をへて,明治14年上京し自由新聞社にはいる。28年朝鮮の閔妃(ミンビ)暗殺事件に連座して投獄された。のちハワイ移民のための会社をおこす。明治34年8月27日死去。47歳。

出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例

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