田所千秋(読み)たどころ ちあき

デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「田所千秋」の解説

田所千秋 たどころ-ちあき

1836-1911 幕末-明治時代の武士,歌人
天保(てんぽう)7年10月26日生まれ。播磨(はりま)(兵庫県)姫路藩士。秋元正一郎国学を,本居豊穎(もとおり-とよかい)に和歌をまなぶ。元治(げんじ)元年甲子の獄で蟄居(ちっきょ)謹慎。維新後司法省勤務をへて神戸の生田神社宮司となる。明治44年5月28日死去。76歳。本姓は三輪。名は御年,有稔。号は日米道人,鹿水。歌集に「垣内(かきつ)の小草(おぐさ)」。

出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例

今日のキーワード

ビャンビャン麺

小麦粉を練って作った生地を、幅3センチ程度に平たくのばし、切らずに長いままゆでた麺。形はきしめんに似る。中国陝西せんせい省の料理。多く、唐辛子などの香辛料が入ったたれと、熱した香味油をからめて食べる。...

ビャンビャン麺の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android