留滞(読み)リュウタイ

デジタル大辞泉 「留滞」の意味・読み・例文・類語

りゅう‐たい〔リウ‐〕【留滞】

[名](スル)同じ所にとどまること。また、同じ状態のままで進展しないこと。停滞滞留
「唯毎戸に―して」〈福沢文明論之概略

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精選版 日本国語大辞典 「留滞」の意味・読み・例文・類語

りゅう‐たいリウ‥【留滞】

  1. 〘 名詞 〙 同じ所に、とどまること。また、同じ状態のままとどまって進展しないこと。停滞。
    1. [初出の実例]「減年之数、以慰人子之懐、其限三載、以為一番、依式与替、莫留滞」(出典続日本紀‐養老六年(722)二月甲午)
    2. 「雷声は物の留滞(リウタイ)を通ずるものなる故に」(出典:集義和書(1676頃)三)
    3. [その他の文献]〔史記‐太史公自序〕

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普及版 字通 「留滞」の読み・字形・画数・意味

【留滞】りゆう(りう)たい

居残る。〔史記太史公自序〕是の天子始めて家の封をつ。太南に留滯し、與(とも)に事に從ふことを得ず。故にりを發して、且(まさ)に卒(しゆつ)せんとす。~曰く、是れ命なる夫(かな)、命なる夫と。

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