デジタル大辞泉 「異常磁気モーメント」の意味・読み・例文・類語 いじょうじき‐モーメント〔イジヤウジキ‐〕【異常磁気モーメント】 量子力学で導かれる粒子の磁気モーメントの値と測定値に見られるずれ。電子の場合、ボーア磁子を単位として、1の値をもつはずだが、実際には0.116パーセント大きい。また、陽子と中性子の場合は核磁子を単位として、それぞれ2.70倍、-1.91倍の値をもつ。これらのずれは、電子の場合、量子電磁力学的な効果で説明され、陽子と中性子はクオークなどの内部構造に起因すると考えられている。 出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例 Sponserd by
ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「異常磁気モーメント」の意味・わかりやすい解説 異常磁気モーメントいじょうじきモーメント 次の項目を参照 | 核磁子 | ボーア磁子 出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報 Sponserd by