発憤(読み)ハップン

精選版 日本国語大辞典 「発憤」の意味・読み・例文・類語

はっ‐ぷん【発憤・発奮】

  1. 〘 名詞 〙 心をふるい起こすこと。精神をふるいたたせること。
    1. [初出の実例]「詩三百篇。大概聖賢発憤之所作也」(出典:朝野群載‐三・詩境記(1012))
    2. [その他の文献]〔論語‐述而〕

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

普及版 字通 「発憤」の読み・字形・画数・意味

【発憤】はつぷん

心をふるいおこす。〔論語、述而〕子曰く、女(なんぢ)奚(なん)ぞ曰はざる。其の人と爲りや、を發してはれ、樂しみて以て憂ひをれ、老の將(まさ)に至らんとするを知らずと爾(しか)云ふと。

字通「発」の項目を見る

出典 平凡社「普及版 字通」普及版 字通について 情報

2022年度から実施されている高校の現行学習指導要領で必修となった科目。実社会や実生活で必要となる国語力の育成を狙いとし、「話す・聞く」「書く」「読む」の3領域で思考力や表現力を育てる。教科書作りの...

現代の国語の用語解説を読む