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発生工学 はっせいこうがくdevelopment engineering

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典の解説

発生工学
はっせいこうがく
development engineering

主として哺乳動物の初期胚 (着床以前の胚) に対して行う実験操作。遺伝子工学 (→遺伝工学 ) が遺伝子レベルの,また細胞工学が細胞レベルの操作であるのに対して,発生工学は動物個体の操作に相当する。その目的は (1) 動物の発生および分化に伴う諸現象の解明,(2) ヒト疾患モデル動物の作出による遺伝子病 (→遺伝病 ) ,などの発症過程の研究および予防・治療法の開発,(3) 実験動物や家畜の改良,(4) 動物個体を利用した有用物質の生産,などである。技法には,核移植,受精卵への DNA (→デオキシリボ核酸 ) の注入,キメラ動物の作成,初期胚分割による一卵性多仔の生産などがある。

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