登舷礼式(読み)とうげんれいしき

精選版 日本国語大辞典 「登舷礼式」の意味・読み・例文・類語

とうげん‐れいしき【登舷礼式】

  1. 〘 名詞 〙 旧海軍の儀礼式の一つ貴賓送迎および出征、または遠洋航海出港などに際し、乗員すべてが舷側に整列して敬意を表わしたもの。もと帆船の時代には帆桁(ほげた)の上に並んだため、登桁礼(とうこうれい)とも称した。登舷礼
    1. [初出の実例]「水兵は皆右舷に登りて所謂登舷礼式(トウゲンレイシキ)を行ひ」(出典風俗画報‐一七八号(1898)人事門)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

今日のキーワード

苦肉の策

敵を欺くために、自分の身や味方を苦しめてまで行うはかりごと。また、苦しまぎれに考え出した手立て。苦肉の謀はかりごと。「苦肉の策を講じる」...

苦肉の策の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android