送迎(読み)ソウゲイ

精選版 日本国語大辞典 「送迎」の意味・読み・例文・類語

そう‐げい【送迎】

  1. 〘 名詞 〙 人を送ることと迎えること。おくりむかえ。
    1. [初出の実例]「年景送迎雖悽、興余幕府望高低」(出典本朝無題詩(1162‐64頃)五・初冬述懐〈大江佐国〉)
    2. 「諸大名の参府の送迎」(出典:集義和書(1676頃)八)
    3. [その他の文献]〔春秋左伝‐僖公二二年〕

おくり‐むかえ‥むかへ【送迎】

  1. 〘 名詞 〙 人を送ったり、迎えたりすること。そうげい。おくりむかい。
    1. [初出の実例]「御おくりむかへの人の、きぬの裾たえがたく、まさなき事もあり」(出典:源氏物語(1001‐14頃)桐壺)

おくり‐むかい‥むかひ【送迎】

  1. 〘 名詞 〙 ( 「むかい」は「むかえ」の変化した語 ) =おくりむかえ(送迎)日葡辞書(1603‐04)〕

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普及版 字通 「送迎」の読み・字形・画数・意味

【送迎】そうげい

送り迎え。唐・章孝標〔長安秋夜〕詩 池未だらず 桑柘(さうしや)、雨初めてる 、香(かうらう)(香りのよい酒)熟す 村村、自ら

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