日本歴史地名大系 「白倉神社」の解説 白倉神社しらくらじんじや 群馬県:甘楽郡甘楽町白倉村白倉神社[現在地名]甘楽町白倉 半根石金光山の山号をもち、白倉西南部の小幡(おばた)との境際、熊倉(くまくら)山北面の標高約六五〇メートルの山中に祀られている。俗称白倉のお天狗様で知られる。祭神は金山彦命・大山祇命・日本武尊。宝積(ほうしやく)寺を別当寺としていた。旧村社。祭日は、明治以前までは九月二八日、明治元年(一八六八)から四月二八日に改まる。創建は不詳。南北朝期の赤木文庫本「神道集」巻八に「白鞍ノ大明神ト申シテ男体女体在ス、此亦尾幡権ノ守宗岡夫婦ノ御事是也」「白鞍大明神ト申ハ、男体ハ本地不動明王是也、女体ハ本地毘沙門天王是也」などとみえている。 出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報