白山比【め】神社(読み)しらやまひめじんじゃ

百科事典マイペディア 「白山比【め】神社」の意味・わかりやすい解説

白山比【め】神社【しらやまひめじんじゃ】

石川県鶴来町(現・白山市)に鎮座。旧国幣中社。菊理媛(くくりひめ)神・伊弉諾(いざなぎ)尊・伊弉冉(いざなみ)尊をまつる。白山(はくさん)の山岳信仰に由来する。延喜式内社に比定される。加賀国の一宮中世修験道霊場として栄え,全国白山神社の総本社。白山本宮を称していたが,1871年現社号とする。例祭は5月6日。ほかに鎮花祭がある。白山縁起,三宮古記などの重要文化財がある。
→関連項目鶴来[町]

出典 株式会社平凡社百科事典マイペディアについて 情報

今日のキーワード

自動車税・軽自動車税

自動車税は自動車(軽自動車税の対象となる軽自動車等および固定資産税の対象となる大型特殊自動車を除く)の所有者に対し都道府県が課する税であり、軽自動車税は軽自動車等(原動機付自転車、軽自動車、小型特殊自...

自動車税・軽自動車税の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android