白緑(読み)びゃくろく

精選版 日本国語大辞典 「白緑」の意味・読み・例文・類語

びゃく‐ろく【白緑】

  1. 〘 名詞 〙 白っぽい緑色。また、まじりけのない緑。白緑色。〔文明本節用集(室町中)〕
    1. [初出の実例]「先生はもう白緑(ビャクロク)に露の光る庭におりて〈略〉草をむしってゐた」(出典:竹沢先生と云ふ人(1924‐25)〈長与善郎〉竹沢先生の人生観)

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関連語 名詞 実例 初出

色名がわかる辞典 「白緑」の解説

びゃくろく【白緑】

色名の一つ。JISの色彩規格では「ごくうすい」としている。一般に、岩絵の具に用いる岩緑青いわろくしょうを細かい粉末に砕いてできる白っぽい顔料の色。青みがかった薄い色のこと。岩緑青の原料となる鉱物孔雀石くじゃくいし英名マラカイトmalachite)という。

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[日本酒・本格焼酎・泡盛]銘柄コレクション 「白緑」の解説

しろみどり【白緑】

富山日本酒蔵元の「有澤酒造店」は大正2年(1913)創業所在地は中新川郡上市町北島。

出典 講談社[日本酒・本格焼酎・泡盛]銘柄コレクションについて 情報

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