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白鉄 ペク チョル

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デジタル版 日本人名大辞典+Plusの解説

白鉄 ペク-チョル

1908-1985 韓国の文芸評論家。
昭和6年来日し,東京高師を卒業後,評論と文学研究に専心。1955年以降韓国の中央大教授。国際ペンクラブ韓国本部委員長もつとめる。朝鮮最初の近代文学通史「朝鮮新文学思潮史」をあらわした。享年78歳。平安北道出身。本名は白世哲。

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世界大百科事典 第2版の解説

はくてつ【白鉄 Paek Ch‘ŏl】

1908‐85
韓国の文学評論家。本名は白世哲。平安北道義州生れ。1931年渡日し東京高等師範学校を卒業。若いころ一時期左翼的な詩も書いたが,35年以降は文学評論に専念し,プロレタリア文学批判の論陣を張った。《開闢(かいびやく)》記者,《毎日新報》文化部長等を経て,解放後は55年から韓国の中央大教授。国際ペンクラブ韓国本部委員長をながくつとめるなど,幅広い社会的活動をしている。主著《朝鮮新文学思潮史》2巻(1947‐49)は朝鮮最初の近代文学通史であり,客観的な叙述,資料の豊富さ,引用の綿密さにおいても類を見ない。

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日本大百科全書(ニッポニカ)の解説

白鉄
はくてつ / ペクチョル
(1908―1985)

韓国(大韓民国)の文芸評論家。本名は白世哲。1931年渡日し、東京高等師範学校(後の東京教育大学)を卒業。若いころ一時期、詩も書いたが、35年からは評論と近代文学研究に専念し、以後約50年間を韓国の文学界とともに歩んだ。解放前は新聞雑誌の記者生活、解放後は韓国において55年以降中央大学教授。国際ペンクラブ韓国本部委員長も務めたり幅広い社会的活動をしている。『朝鮮新文学思潮史』2巻(1947~49)は朝鮮最初の近代文学通史であり、客観的叙述と資料の豊かさにおいて今日でも光を失っていない。[大村益夫]

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