白鳥材木場跡(読み)しろとりざいもくばあと

日本歴史地名大系 「白鳥材木場跡」の解説

白鳥材木場跡
しろとりざいもくばあと

[現在地名]熱田区熱田西町

藩の材木場で、伊勢湾からほり川をやや遡上した沿岸にあり、木曾山(現長野県)から切出される材木を貯木した。明治維新後、木曾山が御料林となったため宮内省の所管となったが、現在でもその一部は営林局貯木場となっている。

家康は大坂夏の陣から駿府に帰る途中、名古屋に立寄り、藩主徳川義直に木曾山と美濃三万石を加増した。木曾山には檜などの良木があり、藩の宝庫となった。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

中国のゴビ砂漠などの砂がジェット気流に乗って日本へ飛来したとみられる黄色の砂。西日本に多く,九州西岸では年間 10日ぐらい,東岸では2日ぐらい降る。大陸砂漠の砂嵐の盛んな春に多いが,まれに冬にも起る。...

黄砂の用語解説を読む