百工(読み)ヒャッコウ

デジタル大辞泉 「百工」の意味・読み・例文・類語

ひゃっ‐こう〔ヒヤク‐〕【百工】

もろもろ工人。各種の職人
れ文芸の事、―の業」〈中村訳・西国立志編
いろいろな工業

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精選版 日本国語大辞典 「百工」の意味・読み・例文・類語

ひゃっ‐こうヒャク‥【百工】

  1. 〘 名詞 〙
  2. もろもろの工人。各種の工人。
    1. [初出の実例]「良家子と云は巫者や医者でもなく、あきうどや百工なんどでもないぞ」(出典:史記抄(1477)一五)
    2. [その他の文献]〔論語‐子張〕
  3. いろいろの工業。
    1. [初出の実例]「コンストウヲールドブーク、百工要術の書」(出典:蘭学階梯(1783)下)
  4. もろもろの役人百官
    1. [初出の実例]「春儲山海、百工松竹」(出典:性霊集‐七(835頃)為荒城大夫奉造幡上仏像願文)
    2. [その他の文献]〔書経‐堯典〕

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普及版 字通 「百工」の読み・字形・画数・意味

【百工】ひやくこう

百官。

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