皇輿(読み)コウヨ

デジタル大辞泉 「皇輿」の意味・読み・例文・類語

こう‐よ〔クワウ‐〕【皇×輿】

天皇の乗る輿こし

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精選版 日本国語大辞典 「皇輿」の意味・読み・例文・類語

こう‐よクヮウ‥【皇輿】

  1. 〘 名詞 〙 天子の乗る輿(こし)。天皇乗用の輿。
    1. [初出の実例]「皇輿一幸将還処、鳳管鵾絃沸遠天」(出典本朝無題詩(1162‐64頃)一・行幸平等院〈藤原季綱〉)
    2. [その他の文献]〔楚辞‐離騒〕

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普及版 字通 「皇輿」の読み・字形・画数・意味

【皇輿】こう(くわう)よ

天子の輿。王位、また治国にたとえる。〔楚辞離騒〕豈に余が身の殃(わざは)ひを憚(はばか)らんや 皇輿の敗績(はいせき)せんことを

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