皮膚線維腫(読み)ひふせんいしゅ(その他表記)Dermatofibroma

家庭医学館 「皮膚線維腫」の解説

ひふせんいしゅ【皮膚線維腫 Dermatofibroma】

[どんな病気か]
 直径1cmほどの黒褐色皮膚しこりです。皮膚表面から隆起していることもあります。四肢しし)によくでき、ときには多数できます。皮膚内の線維成分が局所で増殖するためで、しこりとして感じられます。
[検査診断]
 局所麻酔をして、腫瘍を切除し、その組織病理検査して確定します。
[治療]
 局所麻酔をして、腫瘍を切除します。悪性化することはないため、たくさんできてもすぐには治療せず、経過をみることがあります。

出典 小学館家庭医学館について 情報

今日のキーワード

106万円の壁

会社員に扶養されるパートら短時間労働者は年収106万円以上になると厚生年金保険料などの負担が生じて手取りが減る。将来の年金額は手厚くなるが、働き控えを招く「壁」とされ、企業の人手不足の要因となる。厚...

106万円の壁の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android