盛壮(読み)セイソウ

デジタル大辞泉 「盛壮」の意味・読み・例文・類語

せい‐そう〔‐サウ〕【盛壮】

[名・形動]年若くて元気の盛んなこと。また、そのさま。
「所謂詩家なる者の想像的脳膸の―なる時に」〈透谷・厭世詩家と女性

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精選版 日本国語大辞典 「盛壮」の意味・読み・例文・類語

せい‐そう‥サウ【盛壮】

  1. 〘 名詞 〙 ( 形動 ) 血気盛んで勇壮なこと。年が若くて元気なこと。また、そのさま。わかざかり。
    1. [初出の実例]「所謂詩家なる者の想像的脳膸の盛壮(セイソウ)なる時に」(出典:厭世詩家と女性(1892)〈北村透谷〉)
    2. [その他の文献]〔史記‐荊軻伝〕

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普及版 字通 「盛壮」の読み・字形・画数・意味

【盛壮】せいそう(さう)

若くて元気。〔戦国策、燕三〕田光曰く、臣聞く、騏驥(きき)は壯の時、一日にして千里を馳(は)するも、其のふるに至りては、駑馬(どば)も之れに先だつと。

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