監護権(読み)カンゴケン

デジタル大辞泉 「監護権」の意味・読み・例文・類語

かんご‐けん【監護権】

親が未成年の子の世話をし、教育をする権利財産管理権とともに親権を構成する、身上監護権のこと。
[補説]両親が離婚した場合、通常親権者が監護権を持つが、親権を持たない方の親や、親族などの第三者が監護権者となることもできる。

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共同通信ニュース用語解説 「監護権」の解説

監護権

親権の一部で、民法766条は、父母が離婚するとき、子ども監護者面会交流などについて、協議して定めると規定し、子の利益を最も優先して考慮しなければならないとしている。協議が調わないときは、家裁が必要な事項を決める。監護者は未成年の子の養育を担うほか、子の引き渡しを請求できる権利も含まれていると考えられている。

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