目安方(読み)メヤスカタ

デジタル大辞泉 「目安方」の意味・読み・例文・類語

めやす‐かた【目安方】

江戸時代評定所民事訴訟訴状調査を担当した諸役人。

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精選版 日本国語大辞典 「目安方」の意味・読み・例文・類語

めやす‐がた【目安方】

  1. 〘 名詞 〙 江戸時代、町奉行配下の内与力幕府御家人でなく、奉行たる旗本の家臣から任命された与力)の一つ。平常は用部屋に詰め、目安(訴状)の整理にあたり、奉行出廷のときは陪席し、目安読みを勤めたもの。南北各二人ずつ。五十石高。
    1. [初出の実例]「目安方(メヤスカタ)のこしらへにて控へ居る」(出典:歌舞伎・扇音々大岡政談天一坊)(1875)五幕)

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