目送(読み)モクソウ

デジタル大辞泉 「目送」の意味・読み・例文・類語

もく‐そう【目送】

[名](スル)移り過ぎていくものを、目で追いながら見送ること。
津田は、黙って書生後姿を―した」〈漱石明暗
[類語]見送り壮行歓送送別送る

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「目送」の意味・読み・例文・類語

もく‐そう【目送】

  1. 〘 名詞 〙 移り過ぎて行くものを目を離さないで見送ること。
    1. [初出の実例]「高祖の四皓を目送せられたは慕てぞ」(出典:漢書列伝綿景抄(1467頃)張陳王周伝第二)
    2. [その他の文献]〔史記‐絳侯周勃世家・周亜父〕

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

普及版 字通 「目送」の読み・字形・画数・意味

【目送】もくそう

目で人のあとを追う。〔左伝、桓元年〕宋の督、孔の妻を路に見る。目もて(むか)へて之れをりて曰く、美にして(えん)なりと。

字通「目」の項目を見る

出典 平凡社「普及版 字通」普及版 字通について 情報

今日のキーワード

部分連合

与野党が協議して、政策ごとに野党が特定の法案成立などで協力すること。パーシャル連合。[補説]閣僚は出さないが与党としてふるまう閣外協力より、与党への協力度は低い。...

部分連合の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android