デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「直翁智侃」の解説 直翁智侃 じきおう-ちかん 1245-1322 鎌倉時代の僧。寛元3年生まれ。臨済(りんざい)宗。顕密二教をまなび,のち鎌倉建長寺の蘭渓道隆(らんけい-どうりゅう)に師事。宋(そう)(中国)にわたり,帰国後,東福寺の円爾(えんに)の法をつぐ。豊後(ぶんご)万寿寺の開山(かいさん),東福寺の住持になる。元亨(げんこう)2年4月死去。78歳。上野(こうずけ)(群馬県)出身。諡号(しごう)は仏印禅師。 出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例