デジタル大辞泉 「相合傘」の意味・読み・例文・類語 あいあい‐がさ〔あひあひ‐〕【相合(い)傘】 1 二人で1本の傘を差すこと。多く、男女の場合についていう。相傘あいがさ。最合もやい傘。2 男女の仲を示すいたずら書きの一種。簡単な線書きの傘の柄の両側に二人の名前を書くもの。 出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例
精選版 日本国語大辞典 「相合傘」の意味・読み・例文・類語 あいあい‐がさあひあひ‥【相合傘】 〘 名詞 〙① 一本の傘を二人でさすこと。多くは男女の場合にいう。もあいがさ。あいがさ。相合傘①〈鈴木春信画 明和年間〉[初出の実例]「君と淀とが、相合笠の袖と袖」(出典:浄瑠璃・津国女夫池(1721)千畳敷)② 恋仲の男女をいいはやす落書き。傘の略画の左右に男女の名を並べて書く。[初出の実例]「相合傘(アイヤイガサ) 是は落書にて女郎芸子の色男と二人りの名を仇書にして傍輩の芸子女郎色事をそやすなり」(出典:俳諧・俳諧通言(1807)書体) 出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例