相川俊孝(読み)アイカワ トシタカ

20世紀日本人名事典 「相川俊孝」の解説

相川 俊孝
アイカワ トシタカ

大正・昭和期の詩人



生年
明治22(1889)年12月24日

没年
昭和15(1940)年11月18日

出生地
石川県金沢市

経歴
大正5年、室生犀星萩原朔太郎が創刊した「感情」に途中から同人として参加し、9年刊行の「感情同人詩集」に「懲罰」などの詩を発表。後「詩聖」にも関係し、11年「凝視」などを発表し、13年「万物昇天」を刊行した。また詩誌「壺」も主宰した。その他の詩集に「眠れる山脈」がある。

出典 日外アソシエーツ「20世紀日本人名事典」(2004年刊)20世紀日本人名事典について 情報

デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「相川俊孝」の解説

相川俊孝 あいかわ-としたか

1889-1940 大正-昭和時代前期の詩人。
明治22年12月24日生まれ。室生犀星(むろう-さいせい)に刺激されて詩作をはじめ,大正9-12年ごろ「感情」や「詩聖」に作品を発表。13年佐藤春夫序文を得,前衛風の詩をまとめた「万物昇天」を刊行した。昭和15年11月18日死去。52歳。石川県出身。第四高等学校中退。

出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例

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