ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「相殺戦略」の意味・わかりやすい解説
相殺戦略
そうさいせんりゃく
countervailing strategy
出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報
出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報
…同政権のブラウン国防長官は,ソ連の核戦力がミサイル数や破壊威力総計などで優位にあることを指摘して,〈ソ連の享受している戦力特質のどのような面も,アメリカが持つ他の有利な面で相殺することが必要だ〉と述べた。カーター大統領は1980年7月,核攻撃目標の変更を指令した大統領指令第59号(PD59)に署名し,この〈相殺戦略countervailing strategy〉の実施を確認した。 ニクソンの十分性戦略に始まり,シュレジンジャーの柔軟反応核戦略,ブラウンの相殺戦略まで一貫しているアメリカ核戦略の思想は,ソ連の核戦力の増強に対抗して,小規模・限定的な核攻撃から大規模な全面核戦争まで,予想されるいかなる態様の核攻撃に対しても対応できる選択肢を持ち,これによって核抑止を強化することを目ざしているといえよう。…
※「相殺戦略」について言及している用語解説の一部を掲載しています。
出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」
宇宙事業会社スペースワンが開発した小型ロケット。固体燃料の3段式で、宇宙航空研究開発機構(JAXA)が開発を進めるイプシロンSよりもさらに小さい。スペースワンは契約から打ち上げまでの期間で世界最短を...
12/17 日本大百科全書(ニッポニカ)を更新
11/21 日本大百科全書(ニッポニカ)を更新
10/29 小学館の図鑑NEO[新版]動物を追加
10/22 デジタル大辞泉を更新
10/22 デジタル大辞泉プラスを更新