コトバンクはYahoo!辞書と技術提携しています。

真名井純一 まない じゅんいち

2件 の用語解説(真名井純一の意味・用語解説を検索)

デジタル版 日本人名大辞典+Plusの解説

真名井純一 まない-じゅんいち

1826-1902 幕末-明治時代の製糸業者。
文政9年生まれ。生家は丹後(京都府)岩滝村で縮緬(ちりめん)をあきない,廻船問屋をかねた山家屋。製糸・養蚕の改良につとめた。明治3年阿波(あわ)徳島にまねかれて蚕糸改良を指導し,晩年は京都府技師となる。明治35年7月16日死去。77歳。本姓は小室。前名は利七,国蔵。

出典|講談社 この辞書の凡例を見る
(C)Kodansha 2015.
書籍版「講談社 日本人名大辞典」をベースに、項目の追加・修正を加えたデジタルコンテンツです。この内容は2015年9月に更新作業を行った時点での情報です。時間の経過に伴い内容が異なっている場合がございます。

朝日日本歴史人物事典の解説

真名井純一

没年:明治35.7.16(1902)
生年:文政12(1829)
明治時代の蚕糸改良家。丹後国与佐郡岩滝村(京都府与佐郡)の生糸縮緬を商う富豪小室家(屋号山家屋)に生まれる。名は利七。万延1(1860)年,米沢(山形県)の製糸の方法を視察,女工をつれて帰郷,翌年伝習所を開設して百数十名の女工を養成。蚕種,桑園の改良にも尽力した。明治3(1870)年,徳島藩に招かれ,真名井純一と改名し養蚕製糸の技術指導に当たる。9年,在来の座繰製糸器にケンネル式抱合装置を取り付けた真名井座繰を創案,簡単な装置で能率を高めた。さらにのち,京都府雇の技師に転じて府下の養蚕製糸技術の向上のために活躍。<参考文献>郡是製糸株式会社調査課編『三丹地方蚕業郷土史』

(葉山禎作)

出典|朝日日本歴史人物事典:(株)朝日新聞出版
それぞれの用語は執筆時点での最新のもので、常に最新の内容であることを保証するものではありません。

真名井純一の関連キーワード宮津国蚕糸小室信夫糸井勘助小針喜三郎橋本春雄八田達也松永伍作毛呂清氏安田利作

今日のキーワード

カルテット

四重唱および四重奏。重唱,重奏の形態のなかで最も基本的なもので,声楽ではルネサンスの多声歌曲の形式であるシャンソンやフロットラから始り長い歴史をもつ。器楽も同様で,特に弦楽四重奏は室内楽の全レパートリ...

続きを読む

コトバンク for iPhone