真木真昼県立自然公園(読み)まきまひるけんりつしぜんこうえん

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「真木真昼県立自然公園」の意味・わかりやすい解説

真木真昼県立自然公園
まきまひるけんりつしぜんこうえん

秋田県東部,大仙市美郷町にわたる真昼山地西斜面一帯を占める自然公園。面積 59.03km2。 1975年指定。奥羽山脈中の薬師岳 (1214m) から真昼岳 (1059m) にいたる山岳の西斜面と北部真木渓谷からなる。山岳部にはスギアカマツの針葉樹群落サワグルミブナ広葉樹高山植物の群落がみられる。また,サンショウウオ,キセルガイ,カモシカツキノワグマなどの野生動物も生息。真木渓谷に沿って林道がある。

出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報

今日のキーワード

南海トラフ臨時情報

東海沖から九州沖の海底に延びる溝状の地形(トラフ)沿いで、巨大地震発生の可能性が相対的に高まった場合に気象庁が発表する。2019年に運用が始まった。想定震源域でマグニチュード(M)6・8以上の地震が...

南海トラフ臨時情報の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android