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真昼山地 まひるさんち

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典の解説

真昼山地
まひるさんち

岩手,秋田県境の中央部分,奥羽山脈の一部をなす断層山地山地の中心は真昼岳 (1059m) 。北から和賀岳 (1439m) ,薬師岳 (1218m) ,鹿子ノ山 (しかこのやま。 938m) ,真昼岳などが連なる。北は JR田沢湖線の通る仙岩峠 (894m) ,南は北上線の横切る峠で境され,岩手側の和賀川,秋田側の玉川の分水界をなす。非火山性山地で,地質的には中部中新統の地層から成る。山地の東側は和賀川上流断層谷,西側は真昼岳断層崖で,1896年の陸羽地震で東には川舟断層,西には千屋断層地表に現れた。

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デジタル大辞泉の解説

まひる‐さんち【真昼山地】

岩手県中西部、秋田県にまたがる山地。標高1000メートル級の山々が連なり、真昼岳(標高1060メートル)が主峰で、和賀岳(標高1440メートル)が最高峰

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世界大百科事典 第2版の解説

まひるさんち【真昼山地】

秋田・岩手県境にあり,奥羽山脈の一部をなす山地。北に駒ヶ岳,南に栗駒山などの火山があり,その間をほぼ南北に約50kmにわたって連なる。地質は中部中新統の砂岩,ケツ岩,凝灰岩と,玄武岩安山岩などからなり,奥羽山脈にあっては神室(かむろ)山地,川桁(かわげた)山地などとともに非火山性山地である。北半部は真昼岳(1060m),和賀岳(1440m),薬師岳(1218m),鹿ノ子山(938m)などからなり,東縁を和賀川の断層谷,西縁を真昼岳断層崖によりそれぞれ画される典型的な地塁山地である。

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日本の地名がわかる事典の解説

〔岩手県(秋田県)〕真昼山地(まひるさんち)


岩手・秋田両県境をなす山地で、奥羽(おうう)山脈の一部を占める。南北約45km。横手盆地と北上盆地の分水界で、東縁を和賀(わが)川断層、西縁を真昼岳断層に挟まれた、非火山性の地塁山地。最高峰の和賀岳(標高1440m)はじめ真昼岳(同1060m)などからなる。

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日本大百科全書(ニッポニカ)の解説

真昼山地
まひるさんち

岩手・秋田県境にあり、奥羽山脈の一部をなす非火山性山地。北の仙岩(せんがん)峠(894メートル)から南の白木(しらき)峠(602メートル)間にモッコ岳(1278メートル)、和賀岳(1439メートル)、薬師岳(1214メートル)、真昼岳(1059メートル)などの山々が連なる。第三紀層の砂岩、泥板岩、凝灰岩などからなり、火山岩や花崗(かこう)岩の小露頭も散見される。
 1896年(明治29)8月31日、真昼岳付近を震源地とする陸羽地震(マグニチュード7.5)により、岩手県側に和賀川断層、秋田県側に真昼岳断層が生じた。[金野一]

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