真野毅(読み)まの つよし

デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「真野毅」の解説

真野毅 まの-つよし

1888-1986 大正-昭和時代の弁護士,裁判官
明治21年6月9日生まれ。大正3年弁護士を開業。昭和15年,22年の2度第二東京弁護士会会長をつとめる。22年最高裁判事となり,尊属殺事件,チャタレイ事件などに関与。人権擁護,護憲立場からおおくの「少数意見」をしめした。昭和61年8月28日死去。98歳。愛知県出身。東京帝大卒。
格言など】人の生命尊貴である。一人の生命は地球より重い(昭和23年大法廷判決起草文)

出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例

今日のキーワード

焦土作戦

敵対的買収に対する防衛策のひとつ。買収対象となった企業が、重要な資産や事業部門を手放し、買収者にとっての成果を事前に減じ、魅力を失わせる方法である。侵入してきた外敵に武器や食料を与えないように、事前に...

焦土作戦の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android