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眼杯 ガンパイ

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デジタル大辞泉の解説

がん‐ぱい【眼杯】

脊椎動物の目の発生過程の一段階。前脳から突出した左右一対の眼胞の先端部が、内側へくぼみこんで杯状になったもの。内層がやがて網膜に、外層は色素層に分化する。

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日本大百科全書(ニッポニカ)の解説

眼杯
がんぱい

脊椎(せきつい)動物の目の発生段階に現れる原基の一つ。まず、将来間脳になる部分の側部が左右に膨出して眼胞とよばれる嚢胞(のうほう)状の突出物を形成する。眼胞の先端は表皮と接しており、その表皮からレンズを誘導しつつ内側に落ち込み、眼胞基部の眼柄とともに杯(さかずき)状の形をとるので、これを眼杯とよぶ。落ち込んだ部分は2層からなり、表皮に近いほうの外層は将来網膜となり、内層は色素層に分化する。眼柄はしだいに細くなって、のちに視神経となる。[八杉貞雄]

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世界大百科事典内の眼杯の言及

【目∥眼】より

…眼胞は前脳胞の側壁の一部が外方にふくれ出したもので,頭部の表皮と接している。やがて,眼胞は中央部がへこみ眼杯optic cupと呼ばれる内外2層の細胞層からなる杯状の構造となる。眼杯の内側の細胞層から網膜が,外側の細胞層から色素上皮が形成される。…

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