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眼柄 ガンペイ

大辞林 第三版の解説

がんぺい【眼柄】

イセエビなどの甲殻類の頭部から突き出し先端に複眼をつける棒状の部分。その動きによって広範囲の光を知覚できる。
脊椎動物の眼の発生過程で生じる眼杯の柄の部分。発生が進むにつれて細くなり、視神経を形成する。

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日本大百科全書(ニッポニカ)の解説

眼柄
がんぺい

脊椎(せきつい)動物の目が発生してくるときに前脳より突出して生じる眼胞の、細くなった基部をいう。この部分は前脳と連絡し、のちに視神経を形成する。また、甲殻類の十脚(じっきゃく)目や口脚目などでは、細長い棒状の部分が頭部から伸び、その先に目があるが、この棒状の部分を眼柄という。眼柄の内部にはX器官とよばれる神経分泌細胞群があり、その軸索末端は集合してサイナス腺(せん)をつくり、そこからの神経分泌物質には脱皮抑制作用がある。さらに、軟体動物のカタツムリなどがもつ2対の触角のうち後方のものはその先端に目があるので、触角の部分を眼柄とよぶ。[菊山 栄]

出典|小学館 日本大百科全書(ニッポニカ)日本大百科全書(ニッポニカ)について | 情報 凡例

世界大百科事典内の眼柄の言及

【X器官】より

…種類によりその特徴に相違がある。エビ,カニのように眼柄をもっている種類では,眼柄内にのびている脳の一部にある。神経分泌細胞は,その位置,含まれる顆粒(かりゆう)の状態,色素による染色性の特徴などから数種類区別される。…

※「眼柄」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社日立ソリューションズ・クリエイト世界大百科事典 第2版について | 情報

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