知的財産推進計画(読み)ちてきざいさんすいしんけいかく

共同通信ニュース用語解説 「知的財産推進計画」の解説

知的財産推進計画

特許著作権などの知的財産保護活用を目指した政策指針首相が本部長を務める政府知的財産戦略本部が毎年、有識者業界団体意見を踏まえてまとめる。2014年版では、社員仕事で得た特許権企業が初めから所有できるようにしたり、企業の営業秘密の保護を強化したりする施策を打ち出した。

更新日:

出典 共同通信社 共同通信ニュース用語解説共同通信ニュース用語解説について 情報

ASCII.jpデジタル用語辞典 「知的財産推進計画」の解説

知的財産推進計画

知的財産推進計画とは、知的財産推進本部が策定している知的財産の推進に関する計画。「大学知的財産本部」の設立などが実現した。2003年に第1期計画が立てられ、「基本的な制度改革の実施」「関税定率法改正」などが行なわれた。以降、04、05年と続いて計画は改定され「デザインやブランドの保護強化」「産官学の協力体制の整備」などが掲げられた。さらに、06年からは第2期に入り、「知財立国実効をあげる」「知財を活用した国際競争力を強化する」「新たな課題に対応した制度整備」を重点に知的財産保護を強化していくことが掲げられている。

出典 ASCII.jpデジタル用語辞典ASCII.jpデジタル用語辞典について 情報

今日のキーワード

カイロス

宇宙事業会社スペースワンが開発した小型ロケット。固体燃料の3段式で、宇宙航空研究開発機構(JAXA)が開発を進めるイプシロンSよりもさらに小さい。スペースワンは契約から打ち上げまでの期間で世界最短を...

カイロスの用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android