精選版 日本国語大辞典 「短長」の意味・読み・例文・類語 たん‐ちょう‥チャウ【短長】 〘 名詞 〙① 短いことと長いこと。短い物と長い物。長短。[初出の実例]「就二燈影一、来二玉房一、力尺量二短長一」(出典:経国集(827)一三・奉和搗衣引〈惟氏〉)「此二人生死各別のおもはく違ひ、人命短長(タンチャウ)の間今に見果ぬ夢に歩み」(出典:浮世草子・好色一代女(1686)一)[その他の文献]〔春秋左伝‐文公一三年〕② 短所と長所。劣っていることと優れていること。[初出の実例]「理上(タオリツク)の工夫と、実験(プラクチク)の鍛練は、学問上に於ても自ら人に短長あり」(出典:米欧回覧実記(1877)〈久米邦武〉二)[その他の文献]〔史記‐越世家〕 出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例