石倉比古神社(読み)いわくらひこじんじや

日本歴史地名大系 「石倉比古神社」の解説

石倉比古神社
いわくらひこじんじや

[現在地名]輪島市町野町西時国

祭神は天手力男命・天石門別命・倉稲魂命・大山咋命など。旧郷社。「延喜式」神名帳記載の鳳至ふげし郡九座の一、「石倉イハクラノ比古神社」に比定される。岩倉いわくら山を神体とし、岩倉寺が別当寺であった。神社由来書上によると「拾八ケ村之大社」であったという。もとは神官瀬野氏と岩倉寺住僧がともに神事に当たっていたが、神饌として魚鳥を奉納することが発端となって岩倉寺との間に争論が起こり、延享年間(一七四四―四八)藩の裁定により別個に祭祀を行うこととなったという(能登志徴)

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

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