日本歴史地名大系 「時国村」の解説
時国村
ときくにむら
町野川下流右岸に位置。北は日本海に面し、北東部には
時国村はかつては大刀村・
天正一四年分の年貢算用状に「下町野之内 時国村」とみえ、高五一〇俵余、うち荒七三俵余・当開一〇俵余、残高四二六俵余のうち一〇六俵余が年貢免除。後欠のため定納以下は不詳。村高のすべてが時国家の持高で、初めは加賀藩領であった。慶長一一年(一六〇六)から面屋分は土方領で、同年の土方雄久知行目録によれば高四三二俵余、うち荒五一俵余、残高の三割五分が百姓得分。
出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報