デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「石坂空洞」の解説 石坂空洞 いしざか-くうどう 1814-1899 江戸後期-明治時代の蘭方医。文化11年8月生まれ。石坂桑亀(そうき)に師事し,その養子となる。京都の小森桃塢(とうう)らにまなび,倉敷で開業。岡山藩の医学館教授,侍医をつとめる。明治10年日本で最初に肝吸虫(肝臓ジストマ)を発見。明治32年10月26日死去。86歳。播磨(はりま)(兵庫県)出身。本姓は船曳(ふなびき)。名は秋朗。通称は堅壮。著作に「内服同功」など。 出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例