石守廃寺(読み)いしもりはいじ

日本歴史地名大系 「石守廃寺」の解説

石守廃寺
いしもりはいじ

[現在地名]加古川市神野町石守

日岡ひおか山から東に延びる丘陵先端部の標高約一五メートルの斜面に立地する。奈良時代後期に創建され、平安時代前期まで継続した寺院跡。昭和五八年(一九八三)と翌五九年に発掘調査が行われた。法隆寺式伽藍配置の寺院で、塔・金堂・中門およびそれに続く柵列が発見されている。塔基壇の平面規模は一辺一一メートル。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

今日のキーワード

発見学習

発見という行為の習得を目指す学習。または,発見という行為を通じて学習内容を習得することを目指す学習。発見学習への着想は多くの教育理論に認められるが,一般には,ジェローム・S.ブルーナーが『教育の過程』...

発見学習の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android