石川柳城(読み)イシカワ リュウジョウ

20世紀日本人名事典 「石川柳城」の解説

石川 柳城
イシカワ リュウジョウ

明治〜昭和期の南画家



生年
弘化4年10月26日(1847年)

没年
昭和2(1927)年11月17日

出生地
尾張国名古屋(愛知県)

本名
石川 戈足

旧姓(旧名)
伊東

経歴
生地の名古屋で中野水竹・吉田稼雲に就き、のち京都文人画を学ぶ。詩や書もよくした。明治29年台湾に赴き5年間ほど滞在、のち南中国を経て帰国、日本南宗画会を結成し幹事を務める。41年再び台湾を経て中国に渡り江南地方などを巡り、42年帰国して東京から郷里の名古屋に移住、中央南宗画会の再興に当たり幹事を務め、後人の指導に尽くした。

出典 日外アソシエーツ「20世紀日本人名事典」(2004年刊)20世紀日本人名事典について 情報

デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「石川柳城」の解説

石川柳城 いしかわ-りゅうじょう

1847-1927 明治-大正時代の日本画家。
弘化(こうか)4年10月生まれ。生地の名古屋で中野水竹,吉田稼雲につき,京都で文人画をまなぶ。詩や書もよくした。名古屋で後進の指導につくした。昭和2年11月17日死去。81歳。本姓は伊東。名は戈足。

出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例

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