石橋松蔵(読み)イシバシ マツゾウ

20世紀日本人名事典 「石橋松蔵」の解説

石橋 松蔵
イシバシ マツゾウ

大正・昭和期の病理学者 千葉医科大学名誉教授



生年
明治16(1883)年5月

没年
昭和29(1954)年4月17日

出生地
茨城県

学歴〔年〕
九州帝国大学医学部〔明治43年〕卒

学位〔年〕
医学博士

経歴
九大を卒業後、東京帝大医学部の山極勝三郎教授師事病理学専攻。大正8年千葉医学専門学校教授となり、後千葉医科大学教授となった。昭和19年定年退官、名誉教授。腫瘍学、内分泌疾患肝臓疾患などについて研究を進め、家鶏肉腫の異種移植脳下垂体副腎の異常、黄疸発生の病理学に関する研究などで業績を残した。

出典 日外アソシエーツ「20世紀日本人名事典」(2004年刊)20世紀日本人名事典について 情報

デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「石橋松蔵」の解説

石橋松蔵 いしばし-まつぞう

1883-1954 大正-昭和時代の病理学者。
明治16年5月20日生まれ。九州帝大卒業後,東京帝大で山極(やまぎわ)勝三郎に師事。大正9年千葉医専教授となり,のち後身の千葉医大(現千葉大)教授。実験腫瘍(しゅよう)学,黄疸(おうだん)発生の病理学,内分泌異常などの研究で知られた。昭和29年4月17日死去。70歳。茨城県出身。旧姓吉原

出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例

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