20世紀日本人名事典 「石田マツ」の解説 石田 マツイシダ マツ 昭和期の歌人 生年昭和9(1934)年1月19日 没年昭和32(1957)年9月5日 出生地群馬県利根郡月夜野町 経歴家は貧しく、四人の弟妹を養うために季節労働や農作業手伝・土木工事などに従事。その逆境の中で貧しさを詠んだ短歌を作り、「葦」「人生手帳」「新日本歌人」などの雑誌に投稿して女流歌人信夫澄子に認められた。しかし生活は楽にならず、失望する。昭和31年9月5日に家を出て群馬県高崎で自殺した。歌集に「春なお浅く」「道なくて」がある。 出典 日外アソシエーツ「20世紀日本人名事典」(2004年刊)20世紀日本人名事典について 情報 Sponserd by
デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「石田マツ」の解説 石田マツ いしだ-マツ 1934-1957 昭和時代後期の歌人。昭和9年1月19日生まれ。郷里の群馬県月夜野町で季節労働や農業手伝いをしながら短歌をつくり,「葦」「新日本歌人」などに投稿。昭和32年9月5日自殺。23歳。死後,歌集「春なお浅く」,遺稿集「道なくて」が出版された。【格言など】土方かと軽べつされるが助け合い働くことにかわりなかりき(「道なくて」) 出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例 Sponserd by