季節労働(読み)キセツロウドウ

デジタル大辞泉 「季節労働」の意味・読み・例文・類語

きせつ‐ろうどう〔‐ラウドウ〕【季節労働】

季節によって仕事の量に大きな差のある業種での労働農業北洋漁業など。
農閑期などに、本業以外の労働に従事すること。

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精選版 日本国語大辞典 「季節労働」の意味・読み・例文・類語

きせつ‐ろうどう‥ラウドウ【季節労働】

  1. 〘 名詞 〙 季節によって仕事の量が大きく影響される産業での労働。日本では農業、林業漁業、土木建築業などに多くみられる。
    1. [初出の実例]「春になり仕事が無くなると、カムサッカへ出稼ぎに出た。どっちの仕事も『季節労働』なので」(出典:蟹工船(1929)〈小林多喜二〉一)

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百科事典マイペディア 「季節労働」の意味・わかりやすい解説

季節労働【きせつろうどう】

夏季冬季など一定の季節にのみ働くこと。仕事それ自体の性質が季節的である場合(農林水産業に多い)もあり,また農閑期など特定の季節にだけ労働力が供給されることによる場合(出稼ぎ)もある。雇用期間が4ヵ月を越えない季節労働者解雇には予告予告手当を必要としないが,その期間を越えたときは解雇予告か予告手当を必要とする。→予告期間

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